異世界転移した最強の地獄神〜捨てられたのでゴーイングマイウェイを貫きます〜

３９歩目 ページ39

２人が旅立った翌日。

｢ひま。｣

そう、私は暇なのである！
ぼっち謳歌中である！
SSSランク冒険者の私が、暇なのだ！
……ん？そういや私、SSSランク冒険者じゃないか！

｢そうだ、冒険しよう！｣

冒険者が暇しててどうする！

てなわけでやってきました冒険者ギルド。
うーん、面白い依頼は……ん！？

｢これだ！｣

聖都近くでドンパチやってる魔族を倒してこいと。
よし。

｢本当によろしいので……まあマヤさんならなんとかなるでしょう。｣

｢顔、引き攣ってるけど。｣



探してるのにー探してるのにー見つからないー

｢聖都を出て左って言ってたのにー見つからないー｣

歩くのヤダー。
眠いー。
中級魔族ごときが私を疲れさせるなー。
ああイライラする。
いっそ滅びてしまえー。
……うん？
滅ぼせば良いのでは？
てなわけで。

｢中級以下の雑魚魔族なんか、まとめてほーろべー！『天獄』！｣



その後、世界各地で巨大な光の柱が目撃された。
柱の下には必ず魔族の死体があった。

｢神の御技だ……｣

という人々が現れたが、実際そうである。

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