もう一つの“S”な彼女⑥ (ページ20)

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JAPONICA STYLE ページ20

『今日の雑誌撮影は、JAPONICA STYLEに沿って和風がテーマか～。みんな和服似合うね』

北斗「Aは少し花魁っぽい？」

『うん。あくまでそれっぽいだけどね』

森本「着物とか帯とか重そう」

髙地「足元も‥何だっけ、ぽっくり？当然履き慣れてないだろうし」

『結構重いし、ぽっくり高さあるの‥。これ着て移動するのは大変だよ』

京本「A、呼ばれたよー。まず俺と撮影だって。はい、手」

『ありがと、きょも。あー‥、歩きにくい‥』

ー京本×和傘ー

京本「さてA、やらなきゃいけない事は分かってるよね？」

『撮影でしょ？』

京本「じゃなくて、傘に隠れてキスしなきゃだよ！」

『‥‥きょもは誰にそんな入れ知恵をされたの？』

京本「J2」

『納得』

ー髙地×扇ー

『こーち、どしたの？挙動不審だけど‥』

髙地「扇の裏でAにキスして来いって言われた」

『さっき、きょもも似たような事言ってたよ』

髙地「やったの？」

『やるかい(笑)』

髙地「良かったー。大我がやったら俺もやらなきゃ逃げられない流れになってた」

ー森本×刀ー

『慎太郎、侍じゃん』

森本「カッコいいでしょ？でもAは花魁より姫の方がしっくりくるんじゃない、この場合は」

『叶わぬ恋に落ちる武士と花魁‥。悲しいけど人気のあるシチュエーションだよ、実は』

森本「えー、俺ハッピーエンドが良いな」

『うーん、慎太郎が頑張って私を身請けするくらいしか道はないかな』