だらしない妻と神経質な夫

＊ ページ8

『カンタくんおはよ〜』

カ｢おはよ｣


いつも何やかんや起きててくれるカンタくんは今日も着替えまで済ませて待っててくれた。


カ｢今日の朝ご飯は？｣

『パンケーキとポーチドエッグ』

カ｢何それオシャレじゃん｣

『全然オシャレじゃないし笑』

P｢超美味しそうだった！｣

『後は盛り付けだけだからリビングで待ってて？Pさんふぅちゃんに付いててくれる？』

P｢了解！｣


2人がリビングに入ったから盛り付けしていく。パンケーキの上にチーズを乗せてその上にベーコン。更にその上にポーチドエッグを乗せてソースをかけるともう天才。サイドにレタスを添えてウインナーを置くとまじ豪華な朝食プレートの出来上がり


『あーい、お待たせしました〜』

ト｢うわっ！お前すごっ！？｣

『ふぅちゃん？寝てない？笑』

ト｢半分寝てる笑｣

ふ｢んん...眠い...｣

『パンケーキだよぉ？』

ふ｢...パンケーキ？食べる！｣

『パンケーキの威力たるや...』

ト｢俺パンケーキに負けた笑｣

ふ｢すっごい！！見て！お店のご飯みたい！｣

ト｢見てる。ふぅが言うより前に俺はすげー！って反応してた。｣

ふ｢あ、してた？｣


皆の分のご飯を並べていただきます


カ｢この卵どうやって作ってんの？｣

『お湯に卵割り入れるだけよ？超簡単』

カ｢俺でも出来る？｣

『多分出来るよ？』

カ｢今度やるから教えて｣

『カンタくん出来なくていい』

カ｢え！俺もやりたい！｣

『私がやるから覚えないで欲しい。』

カ｢...何それ可愛い｣


可愛いとか言うな！！


ふ｢ん〜♡おいひ〜！｣

ト｢隣で巻き起こったラブコメをものともせず食ったわ笑｣

キ｢ふぅさん顎にソースついてますよ｣

ふ｢ん、教えてくれてありがと！｣

ト｢ティッシュティッシュ...｣

『ん、どうぞ』

ト｢ありがと｣


富永さんがふぅちゃんの世話してるの何回見ても微笑ましいよなぁ...


ま｢このソースめちゃめちゃ美味いっす｣

『これは卵黄とマヨネーズ、バター、レモン汁、塩胡椒を混ぜたソースですぅ』

ま｢Aさん料理出来ないキャラじゃなかったですっけ？｣

カ｢そうなのよ！俺もずっとそう言ってんのに！！｣

『高校から一人暮らしだと嫌でも作るよね笑』

ま｢こんなの食べてたんすか？｣

『いや？ここに来てから作るようになったよ？』

キ｢ここに越してきてすぐにレシピ本買い漁ってました｣

『キイチてめぇはまたすぐにバラす！！！！』

キ｢褒めてあげてんじゃん笑｣

『だるっ！』

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