だらしない妻と神経質な夫

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ト｢チーがキイチと初めて会った時の会話覚えてる？｣

『そんなの覚えてるわけないじゃないすか。その他Cみたいなイメージなのに...』

キ｢うっざ...｣

ト｢キイチは覚えてる？笑｣

キ｢覚えてますよ...今日同級生の子達学部関係なく晩御飯行こうってなってるんだけど石川くんも来ない？って言われました｣

ト｢ひ〜っ！表のAじゃん笑｣

カ｢痒っ！！何それ！やばっ！｣

『馬鹿にされてるなぁ...』

キ｢で、まぁそれに行くって言って18人？だっけ？でご飯行きました｣

『あーなんだっけ？もんじゃ？笑』

キ｢もんじゃ！俺の斜め前に座ってましたね｣

ト｢やば！清楚ぶってた？笑｣

キ｢隣の男子の袖を捲ってあげてました｣

『袖汚れちゃうよっつってな？笑』

カ｢めっちゃやだ｣

『キイチはそんな感じっすね。なんかあわあわ言ってる奴みたいなイメージです笑』

キ｢あん時はあわあわ言ってた笑｣


懐かしいなぁ...キイチと仲良くなるなんて思って無かったもんなぁ...


ト｢俺との初対面覚えてる？笑｣

『いや、忘れられるわけないっすよ！？あんな濃い出会い方笑』

ト｢確かになぁ笑｣

カ｢俺もふわっとしか聞いてないわ｣

『私がギンギンに尖ってた時ですね』

ト｢俺普通に廊下歩いてたら前にカップルが居て、彼氏が彼女にキスしようとしたらめちゃくちゃいい音が鳴るきっついビンタ喰らわしててギョっとした笑｣

『それ私ですね。』

キ｢来るもの拒まず去るもの追わずのAで有名な笑｣

『好きじゃないけどそれでもいいなら付き合うよって言ってんのに、キスしようとしてくんの何？っていう。無理無理、キモすぎ笑』

ふ｢なんで好きじゃないのに付き合うの？｣

『やばっ、女神が汚染される前に富永さん何とかしてください』

ト｢チーは独特な感性持ってるからな〜？｣

ふ｢そ、そっか...｣

キ｢で、そのAを富永さんが追いかけたんすよね？笑｣

ト｢そう。あんまり綺麗なビンタだったからさ、めちゃくちゃ面白くて何があった？って声掛けた｣

『で、男はすぐキスしたがるのなんなん！？って初対面の富永さんにブチギレました笑』

ト｢めちゃくちゃ面白くない？笑｣

カ｢こっわ...初対面でしょ？笑｣

『初対面ですね。どうせ今後喋らないだろうしいいやと思って私の愚痴をただひたすら聞いて貰って、じゃあバイトあるんで！って帰った笑』

ト｢で、影から覗いてたキイチが唖然って感じ笑｣

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