だらしない妻と神経質な夫

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カ｢仲良くて良いだろ！｣

『そんな仲良いアピールせんでええで！？って視聴者さん思ってる。』

カ｢急に関西人の視聴者さんが増えたわけ？笑｣

『てか、後ろに並んでる人視聴者さんって経験を2回もした私は割と凹んでる。』

カ｢めちゃくちゃ恥ずいよね笑｣

『2回目に限ってはチーちゃんってカンタくん大好きですよねって言われてもう数分前の自分の口を縫ってやりたかった』

カ｢あの時なんの話ししてたっけ？｣

『いや、え？ここで言ったら視聴者さん全員私の後ろに並んでたみたいな状況が起こってもう立ち直れないんですけど』

カ｢あ、そっか笑｣

『それでスペースマウンテン並んでる時の4人組の可愛い人達がツイートしてて、流れてきたんですけど見ました？』

カ｢え？何それ見てない｣

『イベントレポートみたいに事細かく私達の会話を載せられていました。おめでとうございます。これで私達馬鹿夫婦です。』


片手を伸ばすと握手してくれるものの状況が読み込めてないみたい


カ｢え？つまり？｣

『あそこでした会話筒抜け』

カ｢あ"〜！！！めっちゃ恥ずい！！｣

『なんかTwitterでディズニー カンチーでエゴサしたの。そしたらいっぱい隠し撮りされてたんだけど、なんかメモ書きのスクショが出てきて見てたのね。スペースマウンテンに行きたがる男と嫌がる女の話。ずっと読んでてこいつら公衆の面前でイチャつき過ぎだろって思ってたら最後の最後にカンチーでしたって書かれてた。公衆の面前でイチャついてたの私達だった。死にて...』


ベッドにドサッと倒れると手がグイグイ引かれた。


カ｢ねーめっちゃ怖い話じゃん！！｣

『てかね、あの4人組はなんも悪くなくてね、公衆の面前でこんなことする私達が悪いよ？馬鹿過ぎない？帰ったら一緒に富永さんに謝ろ？水溜りボンドなのにすみませんっつって』

カ｢謝ろ笑｣

『でも声掛けてくれてよかったよね？知らないまま載せられてたらゾッとするとこだったけど、声掛けてくれてたから、美人だから許そってなるやん』

カ｢確かに｣

『てめぇ！！引っかかったな！美人だなぁって見てたろ！！！』

カ｢なっ！ち、違う！！｣

『おい！こんなに美人な大学生っぽい女の子に俺好かれてるわ〜じゃねぇんだよ！！カンタくんにやにやが出てた！！やだよ〜女子大生見てニヤつくおじさん！！』

カ｢ほんとに違う！！にやけてたけどあの子達向けじゃない！！｣

『にやけてた！？カマかけたのにお前にやけてた！？』

カ｢はっ！｣

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