だらしない妻と神経質な夫

部屋でまったり ページ3

久しぶりにカンタくんの編集も終わってるし、私も家事が終わってるから、部屋にお酒を持ち込んで2人で部屋飲み。


カ｢俺が結婚するとか思わなかったな〜｣

『私も結婚なんて無縁だと思ってたし、まずこんなに好きになると思ってなかった。ほんと申し訳ないけど付き合った時もどうせすぐ終わるんだろうなって思ってた。』

カ｢でも付き合って1ヶ月経たないうちに俺の事好きになってたでしょ？｣

『気になる人だし』

カ｢キイチに好きなのぉ〜って言ったのに？｣

『...酔ってたから』

カ｢俺はずっと好きだけど？｣

『...もう！す、きだった！！』

カ｢ふふっ、知ってる！｣

『だって...手出してこないんだもん...』

カ｢そういう約束だったじゃん？誘われるまで手出しませんって約束｣

『それでも男は下半身で生きてる』

カ｢一緒にすんな｣


ムスッとして私を後ろから抱き締めるカンタくん。こんな事出来る人だなんて思ってなかったし...


『手出したかった？』

カ｢そりゃね？手だって繋ぎたかったし、ハグもしたかったし...フライングしたけど笑｣

『大根ね？笑』

カ｢寒いって言い訳付けてくっつこうと思って笑｣

『ドキドキしちゃって全然寝れなかった』

カ｢俺はすぐ寝た笑｣

『しかも...寝言で私の名前呼ぶし...』

カ｢嘘！はずっ！！｣

『首元にぐりぐり顔押し付けてくるし』

カ｢ごめん笑｣

『セクハラよ？』

カ｢今もっとしてるからいいじゃん｣


そう言って彼は私の項に吸い付く。懲りてない！！


『ん...も、ダメ...』

カ｢俺のAだからいいの｣

『カンタくんそんなえっちなの聞いてない』

カ｢誰のせい？Aじゃん？｣

『違うし...』


そんな事言ってる間にも服の中に手が入ってくる。この人変態だ！！


『ばか...触んなぁ...』

カ｢今辞めてすんなり寝れんの？｣

『...無理』

カ｢ほら｣

『でもお酒飲みたいもん』

カ｢その後は？｣

『...するかも』

カ｢するじゃん笑｣


カンタくんが色っぽいのが悪いじゃん...


『視聴者さんはこんなカンタくん想像してないよ』

カ｢Aだけの俺だもん｣

『超嬉しいこと言う...』

カ｢ねぇ...まだぁ？｣

『誘わないで』

カ｢ちゅーだけ｣

『ちゅーしたらその気になっちゃう』

カ｢くそ...バレてた...｣

『もう...分かったよ...』


くるりと後ろを振り返って首に腕を回すと、彼は嬉しそうにふにゃりと笑い私を押し倒した


(裏へ続く)

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