だらしない妻と神経質な夫

おる溜りピース ページ12

今日はおる溜りピースの日なんだけどAはふぅさんと出掛けるって朝から家を開けてる。撮影が全て終わった所でキイチが部屋に入ってきた。


キ｢富永さん、今日の晩御飯何がいいですかってAが...｣

ト｢あー、任せる！｣

キ｢分かりました。富永さん任せるって...｣


電話をしながら出てったキイチ。俺と話してくれても良くない！？


な｢結婚式準備進んでる？｣

カ｢いやもう...任せっきりで...｣

ト｢捨てられても知らねぇぞ笑｣

カ｢やだ！！絶対やだ！！｣

渋｢ダメじゃん！ちゃんと話し合わなきゃ！｣

カ｢やー、分かってるんすけどなんか気恥しいと言うか...｣

ト｢今日ふぅ来んのか聞いときゃ良かった｣

カ｢来ないよ？｣

ト｢なんでおめぇが知ってる？｣

カ｢Aがめちゃくちゃ誘ってふぅさんにごめんね！明日ロケだから！！って謝られたって言ってた｣

ト｢ロケ！？なんの！？｣

カ｢知らんし、自分で聞け〜｣

ト｢チー早く帰ってこい...｣

カ｢俺のな？｣

テ｢1番彼女出来なさそうな水溜りさんが二人とも美女ゲットするっていう...｣

じ｢やばいっすね〜｣

テ｢しかもトミーさんなんてYouTube界の女神を...｣

ト｢絶対にマホトさんに盗られると思った。｣

カ｢マホトさんふぅさん好きなの？｣

ト｢好きだろ。好きじゃないことある？ふぅだぞ？｣

カ｢だるいだるい...お前のその勢い怖い...｣

ト｢まじでチーになんか買ってやろ...｣

カ｢なんでそんなAに最近腰低い？笑｣

ト｢...クリスマスプレゼントからデートの誘い方、口説き文句、女の子の心境まで全てチープレゼンツ｣

カ｢ええ...もうやばいじゃん...｣

ト｢後はふぅがしょげた時に精神科医レベルの働きしてくれる｣

カ｢俺のお嫁さん強い笑｣

な｢デレデレじゃん...｣


和やかに話してると階段を登る足音。これはAだ！！慌てて立ち上がるとトミーが呆れ顔で呟く。


ト｢足音で分かるって飼い主待ちの犬かよ...｣

渋｢間違いない笑｣

『あ、ただいま』

カ｢おかえり！怪我してない？｣

『ちょっと出掛けるだけで怪我するなら日本の治安くそ悪いじゃん』

カ｢口悪いけど髪の毛くるくるで可愛い｣

『うるさいよおじさん。お土産持ってくから座ってなさい？』

カ｢分かった！｣


ルンルンでトミーの隣に腰掛けるとキモイもの見たって顔で見てくる。


ト｢何それ？嫌味？彼女に会えない俺への嫌味？｣

カ｢何言われても食らわない。｣

ト｢だるっ！！｣

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