愛が止まんない。【QK】 (ページ17)

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日曜日【izw】ページ17

さて、喫茶店に取り敢えず入ってみたものの。

う～～～～ん
こっから考えてなかったなぁ…
どうしようか。

「な、なんか頼む？」
『そそそうですねっ、？頼みましょうか』

俺はブラックコーヒー、彼女はカフェオレを頼んだ。
ここの店はコーヒーが売りなんだそうだ。
楽しみ…だけど、
そんなこと考えてる場合じゃないんだよなぁ…
「そういえば」
『はい？なんでしょう！？』
「名前、聞いてなかったね。教えてもらってもいい？」
感謝を伝えたいのに、名前を聞いてないなんて。
何て言うミスしてるん俺。
『橋爪、A。です』
「Aちゃんね、可愛い名前」
お世辞なんかじゃなくて、本当にそう思った。
『いえ、そんな…伊沢さんに褒めて頂けるなんて。嬉しい』
そう言って彼女は静かに笑う。

「…Aちゃん、改めて。助けてくれてありがとう。君の助けがなかったら今の俺はなかったかもしんない」
『い、いやいや、顔上げて下さい！困ってる人助けるのは当然だし』

『…下心が全くなかった訳じゃないですし』