団子屋の看板娘は結野家の遠い親戚の陰陽師。【神威落ち】 (ページ11)

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第８符　Ⅰn　パトカー　（＋　＠[プラスアルファ]）ページ11

ブロロロロ・・・・・・

現在、真選組のパトカーに乗っている。
・・・あっ！現行犯逮捕されてるワケじゃないからね、うん。

江戸のお巡りさんに結野邸まで、案内してもらっているのだ。
この前まで、初めて江戸に来て見知らぬ町をウロチョロしていたAにとって、
すごくありがたい事だった。

A『あ、あのホントによろしいんですか？他にお仕事があるんじゃ・・・』

土方「ま、そうだがな。目の前に困ってるヤツがいれば、助けてやるのが
俺たちお巡りの本来の役目だ」

沖田「コソッ))今あんな事言ってるけど、後で絶対金を要求するパティーンだ。
勝手に人の財布から２万くらい巻き上げるパティーンだ・・・」

土方「いやそれ、おめーがやった事だろっ!! ２１９話の殴られ屋!!」

沖田「まあ、その時はね。・・・んな事より、土方さん。

と、いきなり話題を変えた沖田。

・・・何でこいつらいるんですかィ？」

沖田の”こいつら”というのは・・・

神楽「てんめぇらああああ!!! よくも客横取りしやがったナ!!
罰として、お前等は神楽様の足となるヨロシ!!」

新八「神楽ちゃん！痛いからっ！肘がボクの鼻へし折ろうとしてるから!!!」

後ろの席で、怒り狂う猛獣と化している神楽と
今にも彼女に鼻へし折られそうになって、必死に喘いでいるダメガネの姿があった。

神楽「うっせー、ダメガネ！キジが鼻クソ召し上がるワケねーだろっ!!」

新八「そんな事一言も言ってねーよ!! キジが鼻クソ召し上がるって何!?
肘が鼻へし折ろうとしてるって言ってんだよ!!」

神楽無視「オイ！もうちょっとスピード出すアル、腐れマヨポリ公！ハゲ王子！」

神楽が告げた瞬間、空気が凍った。

土・沖「・・・・・・・・・ピキッ」

A》『あ、』

・・・ガシッ

神楽「・・・ん？ガシッ？」

沖田「ひーじかたさーん。このゴミ窓から捨てていいスか？
すごいこっからぶん投げてほしい顔してるんですが」

沖田は神楽の顔を窓へ食い込ませた。

神楽「むぐぐっ・・・」

土方「おお、かまわねェぞ。ん、そういやぁこのマヨ空だったな。
これもソレと一緒に捨てといてくれるか？」

沖田「じゃあ、捨てますねー(棒)」

神楽「ッオイ!! 待つアル！私を殺す気アルカああああ!!」

沖田「ん？ゴミが喋った!?(棒) こりゃ重症でさァ、早く捨てないと(棒)」

そういうと神楽の上半身をさらに窓の外へ押し込んだ。