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zm「はあ！？神になるテストに合格した！？」
『はい...心配させてすみません』
なんでも自 殺の場合は生かしてもいいらしく、神はその判断ができるかを問いたかったのだとか
『これ...ありがとうございました』
zm「！これ...」
そう言って渡されたものは俺が貸していた緑色のパーカーと妹のスカートだった
『ずっと借りてて申し訳ないです』
だが俺はそれを受け取らなかった
zm「...お前にやるわ」
『え？なぜ？』
「上でその、俺のこととか思い出してくれたらな...って思っただけやから！別に貰わなくても...」
俺の慌てぶりが面白かったのだろう
Aは声にならない笑い声をあげていた
『...ふふっ』
「ちょ、笑うとかないやろ！！」
『あはは、ごめんなさい。本当に変わらないなと思って』
そう言うと彼女は俺の服を強く握りしめ、満面の笑顔を浮かべた
『ありがとうございます。嬉しいです』
その姿を見て俺は顔を真っ赤にしているだろう
素直になれない自分が憎い
『...そろそろですかね』
zm「？何がや？」
『帰らなければ行けないんです。私』
俺はなんとなくだが、前Aと過ごした日々に戻れるんじゃないかと少し期待していた
だがそれは無理らしい
zm「そっか...もっと話していたかったわ」
『すみません...』
zm「...そういやなんでAは俺に敬語使うん？」
『...この姿になるとタメ口には違和感がありまして...』
zm「昔みたいにゾムって呼んで欲しいなぁ」
『ゾ、ゾム...さん』
zm「さん付けないでって！ほら！」
『ゾ、ゾム！！』
恥ずかしかったんだろう
彼女は顔を真っ赤にして下を向いてしまった
『も、もう帰るんで！！』
zm「ごめんて」
『ですが時間も時間ですし...』
zm「そっか...」
Aが手をかざすと、いきなり目の前に白い門が浮かび上がってきた
『それではゾムさん、さよ...』
俺はその言葉を遮り、Aを引き寄せて触る程度のキスをした
zm「さよならなんて言わんといて...」
自分でも泣きそうな声をしていることがわかった
zm「またな、A」
『っっ！！』
Aの顔に雫が滴る
それを拭うようにして彼女の頬に手をあてがった
『はい、また会いましょう...！』
そう言って彼女は何処かに消えていった
何故こんな不思議な体験をしたのかはわからない
もしかしたら夢だったのかも
そう思った時、入り口から風が吹いて一枚の白い羽が舞った
それはいつの間にか暗くなった空に消えていった
Fin.
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パリピなマヨネーズ - すごく感動しました！もう夜の２時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした！もう最高ｯｽﾈ!!! (2021年12月22日 0時) (
レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…！私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです！ のんびりでいいので更新頑張ってください！！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか！？ありがとうございます！！実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます！！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2019年5月27日 19時
