すとんずがーるは森本担。

29 お酒が入ると ページ29

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お昼ご飯後のタピオカをごっくんちょした後は、牡蠣屋さんを予約してショッピングに出た。





「慎ちゃん！これお揃いにしよ！」



私がそういう。

手に持っているのはネックレス。イニシャル入りだし、お揃い感満載じゃない？



そう思いながらワクワクした。





森「どんなの？」






森ちゃんがそう言いながら寄ってくる。






「これ！イニシャルも入ってるの！」



自慢げにそういうと、森ちゃんは隣においてあったハートの片方？のペンダントを手に取った。




森「俺こっちがいい。カップル感あるじゃん。」








…え？


そのペンダントは２つで１つのハートになるみたい。

ハートの半分がつけられている。



ってか

カップル感って言わなかった？なに？彼氏なんですか私の？大歓迎なんですが。





「カップル？！」


森「あーあーうるさ、言わなきゃよかった」






そういって頭をかく彼。


え、照れてるじゃん。







「…じゃあこれにしよ！で、みんなに付き合いましたドッキリでも仕掛よか！！」


森「…うん。」




私が笑顔でそういうと、なんとも寂しそうに頷く森ちゃん。




何か悲しいことでもあったのか。
聞こうとして、やっぱりやめた。









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買い物が終わると、私たちはさっき予約していた牡蠣のお店に来ていた。




どれも料理は絶品。お酒が進んじゃう。





森「これめっちゃビールに合う！」






そう言ってごくごく飲み干す森ちゃん。





「飲みすぎないでよ」






忠告するようにつぶやくと、急に肩が寄せられた。









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