すとんずがーるは森本担。

23 次の日 ページ23

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次の日。


めっちゃ目覚め良かったよ。

ありがとう慎太郎。



というか、広島行くのは良いんだけどさ、何時集合とかなんだ？？





早ければ早いほど嬉しい。

なぜならタロちゃんと一緒に入れちゃうからだよ、きゃぴーん！！







【姫川たん：慎太郎〜何時？】






ライン送ってみると、すぐに返信が来た。






【愛しの森本慎太郎：今から用意したら何分くらい？】





ライン交換して即名前変えたからな。

愛しの森本慎太郎。いぇあ。





【姫川たん：えー３０分位？】


【愛しの森本慎太郎：用意できたら言って、迎えに行く】







迎えに行くってパワーワードじゃね？？

すごく胸キュンポイントだよ。





ていうか隣だよね部屋。ホテルだしさ。









私はスマホを閉じると、寝ぼけた顔を冷ますように顔を洗った。


パッと顔を上げると、後ろに人が…









「のわあああああああああああ！！」





樹「うるせえよ」







なんだ樹か。

驚かせないよね。しかも女の子の部屋に勝手に入っちゃうなんて変態。






「変態。入ってくんじゃねー！」




そう言うと、彼は気だるげに首をかいた。






樹「んだよ。お前に貸した上着返してもらおうと思ったんだよ」



「あーごめんコインランドリーに置いてきた」


樹「そろそろ殴る」




ガチな顔でそんなこと言うからちょっと寒気。






「やーめてよー！！ほらこれでしょこれ！」






私が適当に置いてあったパーカーを掴んで投げると、彼は軽々キャッチした。


そしてそのまま帰っていく。







樹「さんきゅ」


「お前マジでそれだけのために人の部屋無許可で入ったんだね…」









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