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.133. ページ33

翔“わかった。それと犯人は─”


希空が電話を切ってから数十分後に朱里にがやって来た


『えっ、なんでお母さん?』


朱里「なんかジェームズと一緒にジョディ達に指示をしなきゃならなくなったみたい…というか、本当に敵討ちするつもりなの?」


『そうだよ…ダメ?』


朱里「希空が無茶しないならいいわよ!!それに敵討ちだなんてかっこいいわぁ♡」


『あ、あははは』


《さすがお母さん…》


朱里「それじゃあ、はい、これ拳銃」


受け取った拳銃はずっしりと重く感じた


《久しぶりだな…この感じ…》


朱里「それと…これもね」


朱里が拳銃と共に渡してきたのは


『インカム?』


朱里「これ、翔とジェイムズに繋がってるからね」


『なるほど…』


朱里「くれぐれもバレないようにするのよ?」


『うん、目立たないように真っ黒い服で行くよ』


朱里「それもそれで怪しいけど…まぁ、いいわ」


『あっ、バイク貸してくれない?』


朱里「別にいいけど…なんで?」


『私のバイクだと誰かに見られたらバレる可能性があるからさ』


朱里「確かにそれもそうね…じゃあ、使ったら米花駅の駐輪場に置いといてちょうだい」


『了解…』


朱里「それじゃあお母さん、翔達の所に行ってくるわね。気をつけるのよ?」


『うん!!ありがとう』

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作者名:クォーター | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月24日 19時

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