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.117. ページ17

《今日の夕飯は何かなー?》


テーブルに置かれた料理を見ると


『げっ……』


《焼き魚………》


希空が食べるのが苦手な焼き魚だった


昴「さぁ、食べましょう」


『い、いただきます…』


昴は希空が焼き魚を食べ出すのを微笑みながら見ている


《こんにゃろォ…めっちゃ綺麗に食べてやる!》


希空はそう意気込んで食べ始めたが


昴「おや…身と骨がぐちゃぐちゃですよ?」


『骨も食べるの!!』


昴「ホォー…骨が喉に刺さらないように気をつけてくださいね」


《あーっ!!ムカつく!!》


昴の方を見ると綺麗に身と骨が分けられている


《なんで、こんなに綺麗なの?この人弱点とかないの?》


希空は悔しがって本当に骨を噛み砕き食べてしまった


『ごちそうさまでした!!』


昴(本当に骨まで食べてしまった…)


『片付けはするからお風呂入ってきていいよ』


昴「その前にお話したいことが」


《さっきのことか…》


希空は席に座り直した


昴「先程も言った通り、今日のような事は二度としないでください」


『だから私は─』


昴「心配なんです」


『!!』


昴「あなたは確かに一般人より強いかもしれませんが…その前に一人の女性でもあるんですよ」

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作者名:クォーター | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月24日 19時

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