男子系女子の日常。6

☆【2013】 ページ6

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【2013年】




「17番、姫宮A」

(多分乃木坂の番組で選抜発表された時の音声)



『乃木坂46に所属した。求められる場所が増える度に、安心出来る居場所が減る気がした。

でも、彼女たちは、私を迎え入れてくれた。本気でぶつかって、本気でアイドルに挑ませてくれた。



「Aちゃん！！」

「姫ちゃ〜ん！！！」


(乃木坂の子たちの声、まいやんちゃんがいるのは分かった)



初めてできた、同性の仲間。居場所ができた。

それと同時に怖かった。本当に、ジャニーズに私の居場所が無くなりそうで。


そんな中、始まったドラマの撮影。誰も私を捨てずにいてくれた。』



檜山(深澤)「うわ、ちょっと見ないうちに綺麗なったねお前、かぁいいじゃん」


深田(岩本)「昨日もテレビ見たよ、忙しそうだなお前」


檜山(深澤)「なんかあんなちっちゃかったAがなぁ〜、、佐久間や舘さんも会いたがってたよ、こっちの仕事で来た時は連絡してやれよ〜？」


深田(岩本)「阿部が勉強のこと心配してたよ、わかんないことあったら連絡してみな？」



黒田(翔太)「……A、お前の居場所はこっちにもある。1人じゃないから、俺らがいるから。な？」


(ツンデレな感じがめちゃめちゃ翔太くん)



『女の子と一緒の世界も、男だらけの世界も、どっちも大切で、手放したくなかった。どっちもお前の居場所だよ、その言葉が私を強くさせた。』




『初めて楽しいと思えた学生生活。仕事が忙しくて週に1度しか行けなかった高２の夏。隣にはいつも、優しいあの子がいてくれた。一緒に補習を受けた時、暑さでバテた私を下敷きで扇いでくれた。』




平塚(勝利)「今日俺と事務所行こうよ！……え？樹くん？僕ジャニーさんに樹くんに近づいちゃダメって言われてる〜笑笑
でも樹くん大好きだからいっか〜笑笑

終わったらご飯行こう！美味しそうなところ見つけた！！……優馬くんと予定立ててるの！？早く言ってよ〜、、僕も行く！！！

午後Aちゃんいないの？何のお仕事？……すごいね！頑張って！！」


(制服着てバタバタワタワタしてるのがものすごい勝利くんって感じだけど、やっぱりいつもの平塚くんだった笑笑)



『この子は絶対に私を否定しなかった』


『自分の居場所を探した、2013年の夏。』

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