男子系女子の日常。6

【#Not Alone】 ページ42

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風間「『もし、何かあっても、そのまま撮り続けてください、手を貸さないでください。』

我々が取材をするにあたっての彼女との約束だった。

彼女にとって、おそらく、最も孤独な38時間が今、始まる。」




#episode02 『Not Alone』





風間「今回の密着、実は、10月の後半より行われる予定だった。」


10月某日

A「あの……私、11月と12月、デスクワークと嵐の配信ライブのスタッフに専念することに決めたんです、密着していただいても絵が変わらないので……もし、可能であればリハが始まる12月後半頃からまた密着していただけませんか？？」


風間「彼女がここまで本気になって挑んだ1日とは_____」




12月31日
＿＿＿東京ドーム＿＿＿


風間「彼女の年内最後の日は、東京ドームから始まった。

彼女が我々の前に顔を出したのはなんと朝5時。
まだ少し眠そう。」



A『やばくないっすか、5時だって笑笑

嵐のみなさんが気持ちよく最後を迎えられるように最善を尽くしたいので……とりあえず潤くん来るまでにお化粧します笑』




風間「いつになくハイテンションな彼女。

どこか時折、寂しそうな表情。

まず彼女に与えられた仕事はJr.の楽屋をつくること。」



A「こんなにいっぱいJr.が集まるのって久しぶりで、ワクワクしますね、私がこの楽屋に居座るわけじゃないのに笑笑」




風間「このあと、嵐の楽屋の準備も行い、Jr.を迎える体制を整える。看護の勉強もしてきた姫宮。体温、体調チェックはこういった事態になるより前から恒例だった。」




川島「TravisJapanで〜す」


A「はぁい、おはよう〜

中村海人が居ないから……ちゃか、のえさん、しめ、しず、げんた、、おっけ、みんないるね」


松倉「Aちゃん、松倉忘れてる、最初にカウントした親指のカイトは中村、オレ、松倉！！」



A「……笑笑、、ほんとだ、申し訳ない！！！！」


宮近「松倉ここでも不憫じゃん笑笑」


A「ごめんねごめんね、中村お休みの6人、全員体調大丈夫だね、ごめんね、今日よろしくお願いします！」


トラジャ「「よろしくお願いしま〜す！！」」



風間「Jr.を迎え入れると、いよいよ彼女も会場へと入る。」

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