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Aside
〈図書館〉
『ジェノサイダー翔さんは現場に血文字を残したりハサミで殺した人を貼り付けにする愉快な殺人鬼さんなんだ』
ソニア「Aさんの言う通りですわ。」
『ちなみにセーラー服を着た女子高生だか女子中学生らしいよ』
ソニア「日向さんも気を付けてくださいね」
日向(世の中にどれだけいると思ってんだよ･･･)
ソニア「あっ、それとですね･･･こちらはわたくしのお気に入りなのですが･･･この「キラキラちゃん」なんかは、この手の特集だとお馴染みの常連さんですよね」
『キラキラちゃん･･･！ソニアさんキラキラちゃんがお気に入りなんですか！？』
ソニア「はい！Aさんもご存知でしたか･･･わたくし達気が合いますね！」
『はい！』
日向(殺人鬼で気が合うとは･･･)
『説明すると「キラキラちゃん」はね･･･”正義の味方”を自称するシリアルキラー･･･』
ソニア「それに古今東西の様々なヒーローの覆面を被って･･･」
『犯罪者を片っ端から殺しまくる痛快な殺人鬼なんだよ！』
日向「A、ソニア･･･落ち着け･･･」
『その覆面のお陰で「キラキラちゃん」は年齢や性別も不明･･･』
ソニア「ミステリアスさは殺人鬼には必要不可欠ですからね！ポイントか高いですよね、イェス！」
辺古山「おい、お前達･･･さっきから聞いていれば･･･なぜ、そんなに楽しそうに、殺人鬼なんかの話をしているのだ？」
日向「俺は･･･一方的に聞かされてるだけだ」
ソニア「お待ちください！「殺人鬼なんか」で片付けるは間違いです！･･･自分と違う価値観と触れ合うのは、とても大切な事なのですよ」
『うんうん･･･殺人鬼･･･凡人とは違う価値観を生きる幻想的な存在･･･』
ソニア「むっはー！マンモス興味をそそられるじゃないですかー！」
『憧れるよね･･･』
日向「え･･･まさかA人を殺したりなんかしないよな？」
『しない、しない･･･日向くん考えすぎだよ』
日向「ふぅ･･･」(一気に･･･安心感がでた)
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
