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日向side
〈大広間〉
狛枝｢･･･それしにても、ボクは少しガッカリだ。目の前の脅威に立ち向かおうとしないなんて、超高校級と呼ばれるみんならしくないよ･･･本当にいいの？｣
日向｢い、いや･･･それは･･･｣
狛枝「キミ達は自ら立ち向かうべきだよ･･･絶望に立ち向かってこその”希望”なんだからさ･･･ね？A」
『･･･うん』
言ってる事はもっともかもしれない
問題から目を逸らす事は解決なんかじゃない。ただ先延ばしにしているだけ･･･だけど･･･
日向「･･･俺はもうお前に騙されるのはゴメンなんだ。じゃあな。･･･A行くぞ」
俺はAの手を引いた
『･･･うん』
Aside
狛枝「･･･A？」
『･･･！』
どうしよ･･･
凪斗を1人にさせたくない･･･
日向くんも今は普通じゃない･･･
『･･････』
日向「･･･A！」
『･･･！』
日向「こんなやつに構うな」
『･･･で、でも』
日向「･････････」
『･･･ッ！』
私は日向くんに手を思いっきり引っ張られ大広間から出た
狛枝「あーあ･･･A取られちゃったな･･･でも･･･Aはボクのものだ･･･誰にも渡さない」
〈ホテル〉
『ひ、日向くん･･･ど、どうしちゃったの？』
日向「なんで･･･Aは狛枝ばっかりなんだよ」
『･･･え』
日向「あんなやつどうでもいいだろう！･･･あいつが十神と花村を殺したも同然なんだぞ！」
『で、でも･･･！』
日向「･･･もっと･･･俺も見ろよ」
『･･･！』
日向「･････じゃあな」
日向くんは去っていった
日向side
俺は･･･なんて事をしたんだ･･･
嫉妬でおかしくなったんだ･･･
これから･･･俺はAにどんな顔で会えばいいんだ？
Aside
〈Aのコテージ〉
『･･････』
日向くん･･･
あの後･･･私は眠ってしまい･･･いつのまにか夜になっていた
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
