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Aside
〈レストラン〉
小泉｢はぁ･･･｣
『ごめんね･･･まひるちゃん･･･言い忘れて･･･』
小泉｢Aのせいじゃないから大丈夫だよ｣
『･･･そう』
日向｢どうしたんだ？｣
『日向くん･･･！ おはよう』
日向｢･･･おはよう｣
小泉｢あっ、ちょうど良かった！こんな時に誰も来ないから待ってたんだよ！｣
日向｢待ってた･･･って？｣
小泉｢Aの代わりにこれを届けに行こうと思ったんだけどさぁ･･･｣
日向｢これって･･･誰かの朝食か？｣
『･･･凪斗の朝食なんだ』
日向｢でも･･･なんで･･･｣
小泉｢Aが･･･餓死しちゃったら大変って言ってたからさ･･･て言うか･･･いつまで続けるんだろうね？｣
日向｢さすがに･･･ずっとって訳にもいかないもんな･･･Aももっと辛くなっちゃうしな･･･｣
『ま、まあ･･･凪斗がいないと寂しいけどね』
小泉｢アタシもさっきまで日向と同じだったんだけどね。やっぱりずっとでもいいかも｣
日向｢･･･ん？ どういう意味だ？｣
小泉｢実は、さっきもAの代わりで狛枝の所に行ったんだよね。親切心で朝食を持ってあげたのにさ･･･そしたらさぁ！ Aに会いたいって･･･ずっと言うのよ｣
『･･････』
日向｢･･･いつもの事だな･･･じゃあ往復してるのか･･･大変だな｣
『ごめんね･･･まひるちゃん 私が最初から行ってれば良かったのに･･･』
小泉｢実は･･･この後用事があるからどっちみちAに頼もうとしてた所なんだ｣
『そっか･･･』
小泉｢悪いけど･･･後は頼んだ｣
『･･･わかった』
まひるちゃんはレストランを後にした
『日向くんは･･･どうする？』
日向｢俺も･･･手伝う･･･Aになにかあったら大変だからな｣
『ありがとう･･･日向くん』
ただ凪斗に朝食届けに行くだけ･･･なんだけどね
私達は旧館に行くことにした
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
