✿212 ページ31
Aside
〈レストラン〉
西園寺｢2人揃って清々しいほどバカだねー！｣
小泉｢･･･ちょっと、どういう事なの？｣
左右田｢い、いや･･･だってよォ･･･放っておく訳にはいかねーだろッ！あいつはオレらを危険にさらそうとしたんだぞ？｣
弐大｢花村はあいつにそそのかされたせいで、殺人に及んでしまったのだろう･･･？言うなれば、ヤツも犯人じゃあ！それに相応の対応をしておく必要があるだろうがぁ！｣
辺古山｢それで縛っておいたという訳か･･･だが･･･それも仕方ない事かもしれんな。あの男は危険だ｣
『･････････』
やっぱりみんな･･･凪斗を悪く思ってる･･･
でも･･･私は･･･私だけは凪斗を嫌いになったりなんかしない
罪木｢ちょっと不気味って言うか･･･あ、Aさん･･･わ、私は狛枝さんの悪口を言うつもりはないんですぅ！｣
『･･･大丈夫だよ･･･みかんちゃん』
澪田｢ちょっとどころかマックスで不気味っす！たった1人で奇人変人博覧会できるレベルっす！｣
田中｢フッ、実にいいセリフだな。全身全霊で同意しよう。そう、訳のわからぬ人間ほど厄介な存在はない･･･｣
小泉｢気を付けなよ。アンタもそのラインギリギリだからね。で、2人は狛枝をどこに縛ったのよ？Aの為にもちゃんと答えなさいよね！｣
左右田｢わ、わかってるよ！ホ、ホテルの旧館の･･･あの大広間だよ･･･｣
･･･！
ガタッ！
七海｢A･･･｣
左右田｢Aさん･･･｣
日向｢･･･辛かっただろうな｣
ソニア｢･･･狛枝さんによっぽど会いたかったのですね。｣
私は凪斗のいる場所を聞いた瞬間にレストランを飛び出していた
凪斗に会いたい
凪斗と話したい
凪斗の声が聞きたい
凪斗のそばに居たい
そんな事を考えながら私は旧館へ向かった
〈旧館〉
ガチャ
私が旧館に入った瞬間･･･
モノミ｢だめでちゅ！ 旧館には入ってはいけまちぇん！｣
『モノミ先生･･･お願い･･･します』
モノミ｢Aちゃん？｣
『私は･･･凪斗に･･･会いたいんです！』
抑えていた涙が止まらず･･･モノミ先生の前で泣いてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
