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Aside
〈遺跡〉
七海「ううん、そうじゃないよ」
西園寺「なんだー、じゃあどうでもいいやー。小泉おねぇともっとお風呂で遊んでれば良かったー。」
田中「であれば･･･貴様は何を見つけたと言うのだ？」
日向「島から出る方法じゃないなら･･･この島の秘密に関する何かか？」
七海「うーん、それがね･･･私にもよくわからないんだ」
辺古山「わからないとは･･･どういう意味だ？」
七海「だけど･･･こんな建物には不釣り合いっていうか･･･どう考えても不自然なんだよね。ほら、あの扉だよ」
扉･･･？
『砂埃がこびり付いててわかり辛いけど･･･扉ってこれの事だよね？』
七海「うん、それがその遺跡の扉みたいだね」
小泉「で、この扉がどうしたの？中に入れるの？」
七海「中に入れるかを試す前に･･･まずは扉の砂埃とか根っこみたいのを払ってみようか」
『･･･！ そうすれば･･･七海ちゃんの言う”不自然”の意味が少しわかりやすくなるんだね』
七海「･･･うん」
左右田「ま、やってみっか」
日向「そ、そうだな･･･」
私達は扉にこびり付いた埃や植物を手で払った
すると･･･
日向「なんだよ･･･この扉は･･･遺跡って雰囲気の扉じゃないぞ･･･」
小泉「なんか･･･SF映画にでも出てきそうな扉だね？確かに遺跡とは不釣り合いだよ･･･」
『ねぇ･･･扉にある”このマーク”って･･･』
弐大「ふむ･･･どうやら漢字のようだが･･･」
澪田「あっ、ホントっすね！」
罪木「あ、あの･･･勘違いだったらすみません･･･私には”未来”と書いてあるように･･･見えるんですけど･･･」
･･･！ 確かにちょっと歪だけど･･･未来と読めるね･･･
九頭龍「おい、扉のマークなんぞ、どうだっていいだろーが！それより･･･その扉はどうやって開くんだ？中に何があるんだよ？」
小泉「扉の横に”液晶パネル”があるみたいだけど･･･それは関係ないのかな？」
九頭龍「おう、そうだ！それが鍵になってんじゃねーのか！？きっとそこに”パスワード”を入力すれば、扉あ開くって仕掛けだ！」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
