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Aside
〈図書館〉
･･･！まさか･･･
『･･･ここって･･･”パーム・ジュメイラ”みたいな人工島なのかもしれない･･･』
日向「パーム・ジュメイラ･･･？人工島･･･？」
ソニア「Aさんに同意します。”パーム・ジュメイラ”はペルシア湾にある観光地で5キロメートル四方もの巨大な敷地を誇る人工島です」
『それと同じように･･･この島はジャバウォック島に似せて作られた人工島なのかも･･･だからこそ･･･この島には私達以外に誰もいなくて･･･』
ソニア「･･･なんて、さすがにあり得ませんよ。こんな大きな島が丸ごと人工島だなんて。きっと、観光案内が古かったんですね。そのせいで実際の島の状況と食い違ってて･･･」
モノクマ「いやはや、人工島とはお二人さんなかなか鋭い考察ですなぁ！」
次はモノクマさんが現れた
モノミ「こ、今度はお前かッ！しかし、そんな大掛かりな事をやってのけたとなると、”あいつら”の仕業としか考えられませんなぁ！」
日向「あ、あいつら･･･？」
あいつら･･･？
モノクマ「ヒントは･･･オマエラも前に話してた、例の”巨大な組織”ってヤツだよ。ふむふむ･･･確かに”あの連中”はそう呼ぶに相応しい恐ろしい連中だよね」
『それって･･･誰の事なんですか？』
モノクマ「おっと･･･こいつは失言･･･ネットで広がる前にさっさと退散しよーっと･･･」
『あ！』
日向「お、おいっ！ ちょっと待てよ！」
モノクマさんは去ってしまった
『この島が･･･人工島なんて･･･本当だったりしないよね･･･？』
日向「そ、そんな訳ない･･･きっと･･･その観光案内が古かっただけだ」
ソニア「そう･･･ですよね･･･」
そう･･･だよね
この島が･･･
人工島なんて･･･
あるわけない
日向「A･･･行くぞ」
『･･･うん』
私達は図書館を後にした
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
