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Aside
〈図書館〉
『それにしても･･･図書館があるなんて驚いたよ』
ソニア「わたくしもそう思いますわ」
日向「でも、変だよな？リゾート地にこんな立派な図書館が必要なのか？」
ソニア「それもそうですし･･･やはり、ここにも誰もいないのですね」
『やっぱり･･･この島には私達だけなのかな？』
モノミ「テンテロテーン！ モノミがいるよー！ご本を読んでたんだー！あっ、せっかくだからこの図書館について説明してあげまちょうか！？」
ソニア「は･･･はぁ･･･そうですか･･･」
モノミ「明らかに迷惑って顔してまちゅね･･･テンション上げてた分･･･余計に虚しいでちゅ」
『モノミ先生･･･教えてほしいです！』
モノミ「･･･Aちゃん！ ではあちしAちゃんの為に説明しまちゅ！」
『ありがとうございます！』
モノミ先生が言うには私達は学生だから勉学に励める施設が必要だと思ったらしい
モノミ「という訳で、この図書館を用意したんでちゅ！」
ソニア「用意したって･･･あなたがですか？」
モノミ「えへへ、みんなで仲良くお勉強できまちゅね。学生さんはお勉強が本分でちゅからね。Aちゃんもどんどん本を読んで才能を伸ばしていってくだちゃいね！」
『はい！』
日向「･･･先生みたいな言い草はやめろ」
『日向くん･･･モノミ先生は先生だよ』
モノミ「そうでちゅ！わちしは先生でちゅよ！」
日向「お前ってヤツは･･･むしろモノクマ以上に訳がわからないな。おい、お前の正体はなんだ？お前の目的はなんだ？」
モノミ「しょ、正体って･･･そんな大袈裟な･･･さ、さいならーっ！」
日向「都合悪くなるとすぐに逃げるところが･･･ますます怪しいんだよな」
『モノミ先生が図書館を･･･』
日向「A･･･信じるな。どうせウソだ」
『そうかも･･･”この島の観光案内”に書いてあるしね』
ソニア「確かにそうですね･･･ここは長期滞在する富裕層のお客が多いようなので･･･きっと彼らが寄贈し合った物なのでしょう」
日向「ちょ、ちょっと待った。今、”この島の観光案内”って言ったか？」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
