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Aside
〈？？？〉
『また･･･ここ･･･？』
「コツコツ･･･」
足跡が聞こえる･･･
『誰か･･･いるの･･･？』
十神「あぁ、俺がな･･･」
『十神くん･･･！』
十神「そんなに驚くことか？」
『だ、だって･･･なんでここに？』
十神「Aに会いたいと思っていたら･･･来た」
『そう･･･なんだ･･･嬉しい。あのさ･･･十神くん』
十神「なんだ？」
『あの時･･･凪斗を助けてくれてありがとう。･･･その代わり十神くんが犠牲になっちゃったけど･･･』
十神「･･･あの時俺は狛枝を助けた事に後悔はない」
『･･･！』
十神「俺は犠牲を出したくない･･･つまりお前達を守りたかったんだ」
『十神くん･･･あなたは本当に私達のリーダーだよ』
十神「･･･嬉しい言葉だ。なぁ･･･A」
『･･･？』
十神「俺の”みんなを守る”という希望をお前に託す」
『･･･！』
十神「･･･だからお前は絶対に絶望するな」
『うん！わかったよ･･･リーダー』
十神「頼もしくなったな･･･」
『･･･ん』
十神くんは･･･私の頭を撫でてくれた
しばらく話していると･･･
十神「時間だな･･･」
『そんな･･･っ！』
視界がだんだん明るくなっていく
十神「A忘れるな。 俺と花村はお前の傍にいると･･･」
『･十神くん･･･！あなたが私達のリーダーで良かった』
十神「･･･ありがとな」
十神くんの微笑みと共に視界は明るくなり
私は気を失った
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作者名：メロン | 作成日時：2023年9月8日 9時
