6話 ページ8
瀬「練習メニューどうしよっか」
「江ちゃんはあくまで男子水泳部のマネージャーだもんね」
田「どうしましょうか」
「1回目だしまずタイム測って個人種目の練習とリレーの引き継ぎでいいんじゃないかな」
瀬「了解」
部長の瀬内さんがまとめてくれて、結局私達はまずウォーミングアップから始めることにした。
ウォーミングアップはビート板とプルブイを使ってキック力と腕力を鍛えるもの。
意外としんどかったりする。
「てか全然レーン空いてないねそういえば」
田「2人1レーンくらいでいいんじゃないです?」
瀬「たしかに」
香「そうしましょう」
瀬「じゃあ私こっち使うー」
「先輩は大人しく端っこ使うべきなんじゃ…」
私のその声を無視してプールに入っていった瀬内さん。
話して聞こえてないのか聞こえてるけど本当にただ単純に無視してるだけなのか。
どっちもありそうだから困る。
瀬「早く練習始めないと全部終わる前に暗くなっちゃうよ」
香「はーい」
田「じゃあ練習始めよっかぁ」
「私端っこ泳ぐから隣使ってどうぞ」
香「じゃあ私奥行く」
田「わかったー」
そう言うと走って水の中に飛び込んでいった田部さんと香原さん。
放課後なのに元気なんだなぁ。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時