検索窓
今日:5 hit、昨日:29 hit、合計:30,221 hit

33話 ページ35

瀬「おつかれ、香原」


香「お疲れ様です」


橘「決勝進出おめでとう!」


葉「おめでとう〜!」





順位は2位だったもののタイムが好成績で無事決勝進出できることになった香原。


県大会ではみんな1位通過だったけどやっぱり地方大会となるとレベルが違うなぁ。





瀬「次は田部だよ」


「伸びてるかなぁ」


瀬「残って練習までしてたんだから絶対伸びてるよ」


「あれ、瀬内気付いてたの?」


瀬「更衣室にいないんだもん、気付くに決まってるよ」





当たり前じゃん、と笑われる始末。


まあそりゃそうか。





「ほら、出てきたよ」


橘「こっちに向かって手振ってる」


竜「しかも大きい…」


江「杏美ちゃんも優花ちゃんも場馴れしてて安心です」


瀬「緊張感ないのは考えものだけどね」





そんなことを話していればいつの間にかスタートの笛が鳴り響いた。


飛び込みはちょっと距離が足りなかったけど、ストロークが武器な田部は開かれた差をグングンと縮めていく。





江「2位と僅差で1位!」


葉「決勝進出!」


田「残すはあとこやさんだけですね」


橘「小柳ならほぼ確実だよ」


「橘プレッシャー与えるのやめて」





去り際に鬼のようなプレッシャーをかけられた私は少し萎縮しながらも招集場所に向かった。


みんなこうも綺麗に決勝進出しちゃったんだから私にのしかかる期待値はすごい大きいはず。


想像するだけでお腹痛くなってきそうだ。

34話 瀬内side→←32話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:Free! , 岩鳶高校 , 桐嶋郁弥   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。