29話 ページ31
葉「大きなホテルだぁ!」
竜「去年と明らかにランクが違う…」
橘「まさか江ちゃんの先生だけここに泊まって、俺達はテントなんじゃ…」
竜「去年の合宿と同じパターン…!?」
「去年?」
瀬「無人島合宿」
香「先生と松岡だけホテルに泊まって部員はテントだったって話です」
江「何言ってるんですか」
天「そうよ、主役はあくまであなた達なんだから…ただしこんな名言があります、タダより高いものは無い!されどその値段プライスレスというわけだから、皆さんしっかり結果を出しましょうね」
「…はい」
そう言って中に入ろうとすれば、後ろから男の人の叫び声が聞こえた。
びっくりして振り向けば鮫柄の人達だった。
松「なんだよ、おまえらも同じホテルか」
葉「うん!よろしくね、愛ちゃん!」
似「だから愛ちゃんはやめてください」
「松岡のお兄さん?」
田「そうです!」
「へぇ、なんかぽい」
江「そういえば宗介くんこの前うちの近くの駅にいたでしょ?何してたの?」
そう聞いた瞬間に間に割って入ってきた男の人。
熱烈なアピールが特徴的というか、さっきの叫び声も多分この男の人。
百「江さぁん!山崎先輩よりもっと俺を見てください!御子柴百太郎!好きアイスはチョコプリン味、好きなバーガーはトリプルチーズハンバーガー!そして好きな女の子のタイプは」
松「行くぞ」
そう言って首根っこを掴まれて引っ張られていくオレンジ頭の男の人。
あまりにも可哀想だ。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時