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27話 ページ29
「明日の出発には遅れずに来ること」
「わかってるよ」
「じゃ、また明日ね」
「また明日〜」
そう言ってみんなと別れてバスに乗り込む私と田部。
本当に最近は何かにつけて一緒なのが面白くなってしまう。
「もう本番は明後日ですね」
「大丈夫だよ、田部なら上手くできるよ」
「ありがとうございます!」
「朝早く起きるのはどうかは分からないけど」
「それはこやさんだって一緒じゃないですか」
「まあまあ、そうなんだけど」
私と田部は朝が苦手だから、今日は一緒に泊まることになった。
ゆっくり整えたかったんだけど、仕方ないね。
「こやさんの家に泊まることできるなんて夢見てるみたいです!」
「そんなに私のこと尊敬してくれてるんだ?」
「もちろんです!というか憧れなので尊敬しないわけがないです!」
「お、おぉ…ストレートに言われるとちょっと恥ずかしいね」
そんなことを話しながら私達はバスを降りて家までの帰路を辿った。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時