24話 ページ26
田「知ってますか?笹部コーチのところで橘先輩が手伝いしてるの」
「橘が?」
田「休みの日だけって話ですけど」
「そっかぁ、橘はすごいね」
色んな話が聞けてすごい楽しい。
渚くん経由でだろうけど。
田「水泳嫌いな子が泳げるようになる方法ってわかりますか?」
「うーん…私に聞かれてもなぁ」
田「今日議題に上がってたんです、今日チェンジの時に」
「あぁ〜…なんだろうか、水に顔をつけるのが怖いんじゃないかな」
田「というと…?」
「背泳ぎ、とかね」
水に顔をつけるのが怖いならつけない方法でやればいい。
唯一それができるのは背泳ぎだからやってみたらどうかなと思ったんだけど、どうだろ。
田「いい案じゃないですか!」
「まああくまで私の提案って感じだけど」
田「そんなことよりも来週の地方大会ですけどね」
「そうだねぇ…じゃあ私ここで降りるから」
田「あ、はい!お疲れ様です!」
「おつかれー」
バスが私の降りる駅に着いたところで会話は終了。
私はすぐに降りる準備をしてバスから降りる。
中でずっと手を振ってくれてる田部に苦笑いをして手を振り返した。
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作者名:花田 | 作成日時:2021年4月21日 17時