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叫び ページ31

水「この国に来るな!ここは貴方を人間扱いしないっ!」

私は水森の叫びに耳を傾ける。

そしてそんな水森を撮る人達に気づき、一人一人の携帯やカメラに手をかけていった

『ッ撮るのをやめなさい!!

危ないからもっと離れてッ!!

そこのあなたも撮るのをやめなさいっ!!!』

だがそう言って手でカメラの部分を抑えるも、もう一度撮り始める人達が多い。

動画を撮る人は、面白がって取っているのだろう。

ひときわ目立つカメラを持つ人を最後に注意をやめた

志「おい!A!」

『やっぱり貴方はクズなんかじゃない。

外国人のためを思って行動して、”日本はおかしい、だからここに来るな”と言える。

凄いじゃないですか。

でも、貴方はやり方を間違えただけなんです。

その外国人を巻き込んだんです。』

「何が夢だ。

ジャパニーズ・ドリームは全部嘘だッ!!!」

警官が取り押さえる。

日本語とベトナム語で喚く水森を周りの人が怯えた目で見る。

間違った事は言っていない。

それなのに、彼の気持ちは理解されない。

マ「水森さんっ!?」

『マイちゃん?』

野次馬の中に、彼のことを大切に思っていたマイちゃんがいた。

マ「ミズモリさん・・・!?

ミズモリさっ・・・!!ヤダ!」

「来るなァ!!!」

マ「ミズモリさんッ!!」

『待って、マイちゃん。』

泣きながら、困惑しながらミズモリの方に走って行きそうなマイを伊吹が押さえる

伊「共犯だと思われるッ!マイちゃんッ」

マ「やだぁ。ミズモリさん、ミズモリさぁん.

やぁッ!!」

押さえつけられる水森を見て崩れ落ちるマイを伊吹は支えた。

「来るなッ!!

くるなッ、くるな!!

来るなぁーーーーッ!!!!!」
 
マ「A、私、友達。

離して。お願い。」

『離さない。友達だから。』

マ「なんで?友達、優しい。

お願い、聞く」

『本当の友達は、なんでも言うこと聞かない!!

大切なの。

大切な友人を失いたくないの。

だから、ダメな事はダメって言う。

強盗はいけないことなの。

マイちゃんも言ったよね?

それでも彼はやったんだもの。

彼の所に貴方をいかせるわけにはいかない。』

マ「水森さん、間違ったことした。

でも、間違った事言ってない!」

叫び2→←方言



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イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね!更新頑張ってください!応援しています。 (2020年9月12日 21時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九十九 | 作成日時:2020年9月5日 0時

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