GENE高校ホスト部☆

ホスト部69 ページ20

A「い、いやぁ特になんにもなかったけど......…......…｣









玲於「ｼﾞｰｰｰｰｰｰ｣









A「本当に！元気元気！｣







玲於「じゃあなんで保健室から出てきたんだよ｣







A「せ、先生と喋りたくてさ！｣







涼太「真里亞って人はどこいったの？｣







A「ﾋﾞｸｯ......どっかいった！｣






玲於「......ふーん...........お前嘘ついてんだろ？｣





A「ついてるわけないじゃん！｣





涼太「俺もついてると思うんだけど〜｣





A「なんでよ......｣





玲於「真里亞って奴になんかされたんだろ？｣





A「なんでそう思うの......｣





涼太「血、おちてたから｣







A「ん......？血？｣






あっ！





あの時だ！





隠れることに必死で気づかなかったんだ！
(ホスト部67 7行目)







A「................あれはァ...........
その、なんて言うか......｣








涼太「A？正直に言ってみな？｣





嫌だ......


言ったら秘密がばらされる


そんなの絶対に嫌！


だってホスト部が好きだから


借金とか関係なく


部員としてまだいたいから





A「......何を正直に言うの？｣





それに................





玲於「お前なぁ！｣




A「だってそうじゃん！証拠なんてないじゃん！｣




玲於「心配してるから言ってんだぞ？！｣





A「心配してほしいなんて言ってないし！
女だからってあまく見ないでよ！｣







玲於「もういい！
お前なんかしらねーよ!!!!!!!｣






A「..........................｣






ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ







涼太「玲於！.....................ん？｣







A「な、なに？｣





涼太「れ、玲於すごく心配してたんだよ！｣





A「うん......知ってる｣





涼太「じゃあなんであんなこと言えるの？！｣






A「しょうがないじゃん！ﾋｸｯ｣





見てるんだもん......





涼太「A！？｣






A「何でもない......涼太ももう戻りなよ......｣








涼太「................Aって案外冷たいんだね......｣








ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ





A「しょうがないじゃん｣(ﾎﾞｿｯ)



真里亞が見てるんだもん

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