No.211 言わないで ページ14
剣崎「風丸くん」
風丸「！」
ベンチからの剣崎の声
風丸は不気味に笑いｺｸﾝと小さく頷いた
風丸はゆっくりと私に近づいた
A「なに？」
風丸「今のプレー…おまえの兄、天野翔のだよな」
風丸の『天野翔』を強調しそう言ってきた
A「！！…だから？」
ｷｯと風丸を睨む
何を考えているかわからない風丸は笑い出す
あたしの身体は小さく震えだしていた
風丸「よくもまぁ、兄のプレーをしようと思ったな」
A「なにが言いたいの？！」
風丸「お前が兄からサッカーも…A「やめてｯ！！！！」
風丸の言葉に心臓がﾄﾞｸﾝと大きく動いた
微かに震える体は徐々に震えを増している
歯を食いしばり風丸を睨みつけた
A「言わないでｯ！！！」
風丸「((ﾆﾔｯ
こいつが兄の命を奪ったんだ」
皆「「！？」」
A「いやいやいやいや！！
言わないで！！やめてｯ！！
またっみんなが…離れて行っちゃうっ…！！！」
両手で耳を塞ごうとすれば片腕を風丸に引っ張られた
体が前に傾く
風丸「離れていくもなにも…
おまえのせいだろ？」
A「っ！！！」
『人殺し』
綱海「おいっ！！やめろよ！！！」
綱海にーにがとめに入るも風丸は口を閉じない
風丸「その日はよく晴れていたんだよなぁ」
A「やｯ！！」
風丸「２人で夕陽を眺めていたんだよな」
『綺麗だなｯ！』
『うん！！』
風丸『その帰り道、
今のような天気になったんだよな？』
A「いやっｲﾔｲﾔｲﾔｯ！！！」
円堂「A！！
風丸やめろっ！！」
風丸「そして雨が降ってきた」
『げ、雨だ！
走るぞ！！』
『う、うん！』
やめてよ…
なんで風丸があたしの過去を知ってるの？
A「や…めてｯ…」
『A！！！！！』
風丸「おまえ…今どんな気持ちだ？」
ﾆﾔｯと笑いかけられる
そして耳元で囁かれる
風丸「人殺し…((ﾆﾔｯ」
体から力が抜けた
そのまま、地面に膝間づく
目からこぼれ落ちる涙が
頬を伝わり地面へと落ちていく
A「あたしがお兄ちゃんを殺した……」
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尾崎紅葉 - なんで人気でないのかが不思議！めっっっっっっっっっちゃ面白いのに！ (2018年9月8日 14時) (
レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
こん(プロフ) - 豪炎寺さらさん» 返信が遅くなってしまい、すみません！ いつか本編か番外編という形で書きたいと思っています！ それまで申し訳ありませんが、待っていてください。コメントわざわざありがとうございました！ (2018年5月2日 22時) (レス) id: d462a2e532 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺さら(プロフ) - るぅさん、男嫌いで修也さんと主人公がデートする話が欲しいです( ^ω^ ) (2018年5月2日 15時) (レス) id: b9516dce83 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 十六茶さん» コメントありがとうございます！「楽しみ」だなんてもうコメント見た瞬間にやけちゃいました笑すごい嬉しいです！！更新頑張りますね！ (2017年7月24日 0時) (レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
十六茶(プロフ) - 続編ありがとうございます〜！ 毎日、楽しみで楽しみで仕方ないです笑 (2017年7月23日 23時) (レス) id: d015e35c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年7月23日 1時
