２７４話 ページ35
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現れたのはなんと桂。
以前もこんな事があったが、やはり旦那は桂と交流があるようだ。
生憎手錠は持ち合わせていないため、神楽ちゃんが笑顔で提供してくれた縄で腕を縛っておいた。
縛った縄は私が握りしめ、隣に座る。万事屋3人は向かい側に座り、割と長めの重たい沈黙がこの場を支配している。
第一声を発したのは桂だった。
桂「捕まっちゃった♡」
恐らく桂はふざけて言っただろうし、この場の雰囲気を変えるために言ったのかもしれない。
だけど旦那はそれはそれは深い溜息をついて哀れみの目で桂を見つめた。
「じゃ、屯所行きましょーね」
縄を引いたまま土方さんに連絡をする。
『待ってろ』とだけ言った土方さん。ボーナス出るかなぁ、なんてニヤニヤしていると桂は私に言う。
「まだ、甘いな」
「え？」
その言葉の後は早かった。桂はいとも簡単に縄を解き両手を見せつけるように掲げ、私に手を振り走り去った。
慌てて追いかけるが投げてきた爆弾に視界を遮られ、逃げられてしまったのだった。
「嘘でしょヤバイ怒られる･･･！」
土方さんから怒られる事を恐れた私は取り敢えず身を潜めようとお登勢さんの所へ足を向ける。
でも目の前にはカンカンに怒ったお登勢さん姿があり、私は冷や汗を垂らした。
お登勢「こんな所で爆弾なんてアンタ馬鹿じゃないのかィ！」
「･･････すみません」
土方「Aこれはどういう事だ？」
「ヒィッ･･････ちっくしょぉ･･･桂、絶対捕まえてやる！！」
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上履き - 何回読んでも飽きません！めちゃくちゃ好きです！ (2022年3月18日 11時) (
レス) id: 5e0589f170 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 七さん» はじめまして！とっても嬉しいです、コメントありがとうございます（；；）（；；）最新巻で待ってます！！頑張りますね！！ (2019年6月19日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
七 - はじめまして!!この小説とても面白いです！早く、86にたどり着けるようにガンガン読んでいきます!!wこれからも頑張ってください！ (2019年6月19日 16時) (レス) id: 5d7ac913bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 茎ワカメさん» 見逃しただけかもしれないのですが、2回ほど最後まで見ましたが見つかりませんでした……。何話にいるか教えてくださいませんか？すみません。 (2017年5月5日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
茎ワカメ - あw言い忘れてましたけど！めっちゃ面白いです！ただ神谷って名前だったのに佐野って誰なんだろうと思って (2017年5月4日 12時) (レス) id: ea8ace9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2016年3月11日 1時
