271話 ↑ ページ32
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「神楽ちゃーんカメラ返しに来たよー」
ガラガラとドアを開いて定春を撫でていた神楽ちゃんにカメラを手渡す。
旦那はお昼寝中で、新八くんはモップを持っていたので恐らくお掃除中。
神楽「いいの撮れたアルか?」
「んーまぁ、あんまり見て欲しくないかな」
神楽「よし、今から見よう」
「・・・・・・」
「お茶どうぞ」と笑いかけながら言ってくれる新八くんを心温まりながら有り難く頂く。
片方のソファは神楽ちゃんに が寝そべってしまったので旦那が寝ている方のソファに座る。
背中に勢い良く座ると「うっ」と言う声が聞こえたような気がしたが気の所為だ。
神楽「これ撮影者、誰ネ?」
「沖田だよ」
神楽「言いたくないけどめっさ上手いアル、撮るの」
「まじでか」
神楽ちゃんが沖田を褒める位なのだか、相当上手く撮れているんだろうな、なんて思いながらお茶を啜ると「重い降りろ」と言われ動く旦那。
そのせいで零しそうになったお茶を慌ててテーブルへ置き、降りる。
「今重いとか言われるの嫌なんですけど。旦那の馬鹿」
坂田「知らねーよ。テメェが乗るから悪ィんだろ」
カメラからは『卒業したい事・・・は、今の体重?』と言う私の声が流れ神楽ちゃんは、吹き出す。
新八くんは私と旦那を見て、カメラを見て・・・ということを繰り返し何となく察したらしい。
坂田「重いの自覚あるんじゃねーか」
「重くない!あれは、嘘!」
坂田「そういえばお前太ったもんな」
「旦那、斬るよ!?」
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上履き - 何回読んでも飽きません!めちゃくちゃ好きです! (2022年3月18日 11時) (レス) id: 5e0589f170 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 七さん» はじめまして!とっても嬉しいです、コメントありがとうございます(;;)(;;)最新巻で待ってます!!頑張りますね!! (2019年6月19日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
七 - はじめまして!!この小説とても面白いです!早く、86にたどり着けるようにガンガン読んでいきます!!wこれからも頑張ってください! (2019年6月19日 16時) (レス) id: 5d7ac913bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 茎ワカメさん» 見逃しただけかもしれないのですが、2回ほど最後まで見ましたが見つかりませんでした……。何話にいるか教えてくださいませんか?すみません。 (2017年5月5日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
茎ワカメ - あw言い忘れてましたけど!めっちゃ面白いです!ただ神谷って名前だったのに佐野って誰なんだろうと思って (2017年5月4日 12時) (レス) id: ea8ace9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年3月11日 1時