263話 ページ24
.
「幽霊じゃないなら何故ここに・・・出張中でしたよね?」
少し軽くなった頭を掻きながら土方さんに視線を合わせ聞いてみる。
帰ってくるのは今夜か明日の朝になると聞いていたので正直びっくりだ。
土方「早く終わったんだよ。だから見回りしてただけだ、悪いか?」
「おーおー仕事熱心な方ですなぁ。感心感心。」
土方「お前に感心なんかされたかねーよ」
坂田「A、お前も見習えよ?土方くんを」
新八「銀さんが見習うべきですよ」
「取り敢えず帰るぞ」と煙草に火をつけ、立ち上がる。
これ以上言い訳も思いつかないので私も立ち、旦那達に頭を下げる。
「今度皆で宴会でもやりましょーね!パーッと飲みたいので!私!」
神楽「Aの手料理楽しみにしてるアル!」
「え、私料理するの?」
新八「Aさんの料理は美味しいですよね!僕も楽しみにしてます!」
「もう決定したのね」
「そうと決まったなら私も気合を入れなくちゃ」とガッツポーズをして万事屋を後にした。
屯所までの道を土方さんと歩く。
「わわ、もうちょっとで満開ですねーコレ!」
道の先には大きな桜の木。もう桜の季節かぁ。なんて少々年寄りくさいセリフを思い浮かべながら散る桜の花びらを手の平へ乗せる。
「土方さん!お花見しませんか、今年!」
.
538人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
上履き - 何回読んでも飽きません!めちゃくちゃ好きです! (2022年3月18日 11時) (レス) id: 5e0589f170 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 七さん» はじめまして!とっても嬉しいです、コメントありがとうございます(;;)(;;)最新巻で待ってます!!頑張りますね!! (2019年6月19日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
七 - はじめまして!!この小説とても面白いです!早く、86にたどり着けるようにガンガン読んでいきます!!wこれからも頑張ってください! (2019年6月19日 16時) (レス) id: 5d7ac913bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 茎ワカメさん» 見逃しただけかもしれないのですが、2回ほど最後まで見ましたが見つかりませんでした……。何話にいるか教えてくださいませんか?すみません。 (2017年5月5日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
茎ワカメ - あw言い忘れてましたけど!めっちゃ面白いです!ただ神谷って名前だったのに佐野って誰なんだろうと思って (2017年5月4日 12時) (レス) id: ea8ace9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年3月11日 1時