【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２５７話 ページ18

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「つっかまーえた！」



銀行強盗が立てこもっていると連絡が入り急いで向かう。
案外簡単に入った私は強盗グループのリーダーと思しき男に飛びかかり、手錠をかけた。
一番隊隊長である沖田もそれと同時に他の男達を斬り、事件は解決した。



花野「犯人を捕まえた感想は！」

「感想？えー･･･簡単でした」

土方「A、早く戻れ」

「あっはい！じゃあね花野さん！」



後部座席へ乗ると、私が捕まえたリーダーがいた。沖田と私に挟まれたリーダーは下を向いて悔しそうな表情を浮かべている。



「私のお手柄ですね！ボーナス出ます？」

土方「出ねーよ」

「えーケチですなぁ土方さん」

沖田「Aさんより俺の方が捕まえた人数1人多いんですから、ボーナス貰うのは俺でィ」

土方「かもな」

「えっ嘘でしょ！」



嘆く私に勝ち誇った笑みを見せる沖田。
土方さんは煙草を加えながら少し笑った。

するとリーダーが口を開く。



「俺の前で･･･ボーナスの話とかやめてもらえません？」



確かにこの人達を捕まえたために私達は収入を得ているが、この人達の前で話す事ではない。

しかも結構可哀想だし、酷な事をした。

気まずくなって謝れば、車内の空気はどんよりと更に重くなった。



「しりとり･･･します？」

土方「一人でしてろ」

「酷い！」



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