252話 ページ13
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「特別な人、だよ!」
沖田「・・・・・・・・・へぇ?」
あれ、思ってたのと違う。
なんかもっと「ぶーっ」てお茶を勢いよく吹く感じのリアクションを期待してたのに、それだけ?
そんな感じで戸惑う私に沖田は言った。
沖田「Aさんは、俺の事を特別な人って思ってたんですかィ?」
「・・・ん?いや、そーじゃなくてね?」
勘違いをしているのか、将また分かっているのにわざと言っているのか分からないが楽しそうな沖田くん。なんだコイツ、怖い。
「ま、驚いて欲しかったんでしょーけど。そんなんじゃ俺を苛めたことにはなりやせんね」と欠伸をする。
「けっ、ムカつく野郎だぜ・・・」
沖田「何でィそのキャラ」
「もういいもん、次は絶対・・・」
何の決意かは自分でもよく分からないが、兎に角心の中に何かを誓って「いただきます」とマカロンを口に入れる。
「・・・・・・・・・っっ!!」
それは甘くて美味しいお菓子ではなく、辛くて痛い恐ろしい物で、声が出ない。
近くの自販機まで涙目になりながら口を抑えてお茶を買いに行き、急いで購入。
「・・・っはぁぁ・・・・・・辛かったぁぁ・・・」
こっちは辛くて涙目になっているというのに、沖田は笑い過ぎて涙目になっており、私は刀を抜いた。
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上履き - 何回読んでも飽きません!めちゃくちゃ好きです! (2022年3月18日 11時) (レス) id: 5e0589f170 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 七さん» はじめまして!とっても嬉しいです、コメントありがとうございます(;;)(;;)最新巻で待ってます!!頑張りますね!! (2019年6月19日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
七 - はじめまして!!この小説とても面白いです!早く、86にたどり着けるようにガンガン読んでいきます!!wこれからも頑張ってください! (2019年6月19日 16時) (レス) id: 5d7ac913bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 茎ワカメさん» 見逃しただけかもしれないのですが、2回ほど最後まで見ましたが見つかりませんでした……。何話にいるか教えてくださいませんか?すみません。 (2017年5月5日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
茎ワカメ - あw言い忘れてましたけど!めっちゃ面白いです!ただ神谷って名前だったのに佐野って誰なんだろうと思って (2017年5月4日 12時) (レス) id: ea8ace9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年3月11日 1時