妹じゃなくて

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ゆっくりと祐基の頭の重さが肩にかかる


そのままふーっとひと息ついて


「、、、かっこ悪」


無理に少し笑って身体を起こした









「、、俺さ、俺、超特急のユーキだから、ほら、一応芸能人だからさ、



そういう関係になるの怖いと思うし、不安だと思うし、それに、たくさん迷惑かけると思う



辛い思いも、悲しい思いも、寂しい思いもさせちゃうかもしれない









でも俺、あやのこと大好きだから



あやが好きで仕方ないんだ



だからずっとあやを守る



ずっとそばにいて欲しい



ずっと大切にする









あやの笑顔を見て俺が笑顔になるみたいに



俺と一緒にいるときにあやが笑顔になれるような



そんな俺たちらしい付き合いがしたい









愛してる








付き合ってください」









言葉をつまらせながら


目を赤く染め鼻をすすり


一生懸命に気持ちを吐き出す祐基


その姿は言葉以上に思いを伝えてきて


一緒に泣いた








祐基がこんなにもあやのことを思ってくれていて


こんなにも好きでいてくれて


こんなにも悩んでいて


こんなにも大きな思いを言わずに我慢して1人で抱えていたこと








言葉では伝えきれないごめんねって気持ちとありがとうって気持ちを


祐基の手と一緒に握りしめた









「、、、ありがとう



よろしくお願いします」









私の言葉を受け止めて


堰を切ったように声を出して泣き


それに負けないくらいくしゃっと笑って


思い切り抱きしめられた

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