お姫様は退屈なようです

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Asaid


体が弱い私は幼い頃から誰かに頼って生活していた
立つ、歩く、着替える、
これは誰でもできることだと思うけど私には出来ない
そしては私は女の子。執事に出来ることにも限界がある
そんな私を支えていたのはメイド。
けど、メイドも痺れを切らした。見えないところで陰口を言ったり、部屋が荒らされていたり。
酷い時は車椅子に移動する時に転ばせられたりされたこともあった



私は恐怖から私はメイド恐怖症に陥った
近づかれると過呼吸になったり
そんな私を見て執事が異変に気づいてくれた



だから、執事達にはメイドをよく思っているものは少ない。起床の時はメイドが一緒だったのがいつからか執事に変わった。着替えの服を選ぶのもメイクもヘアセットも。



でも、やっぱり限界があって。だから、少しでも変な行動に出たメイドは次々にクビにされていく
それを私は見ているだけ
私には決定権がない。クビを決めてお父様に了承されてしまえばもっと









『……風磨。』



風磨「なに」



『執事はどうして私になんかに仕えるの。いつもいつも大変なことばかり。アイドルのお仕事だってあるのに。』



風磨「……だってよ、中島」



『！？い、いつの間に…』


扉が開いて健人が入ってきた
けど、後ろからは雄也や慧、光もいる



健人「……俺達がお嬢様に仕える理由なんて簡単ですよ」



雄也「人目見た時にお嬢様がいいと思った。この人以外に使える人なんていない」



慧「可愛くて、綺麗で。泣き虫で、でも強がりでときに溜め込んだりして。手のかかるお嬢様だけど」


風磨「普通のお嬢様とは違う。俺達に新しい知識と楽しい日常をくれる。お嬢といることで得れる刺激。全てがお嬢の魅力」



光「だから、これからもお嬢様は胸を張って私の執事ですって言ってください。俺達はそんなお嬢様の頼れる執事、いや、男でありたい」



『っ、……ふぇ、、っ、泣』


慧「え、お嬢様！？」


雄也「な、なんで！？どうした！？」



『だ、だってぇ、ｸﾞｽｯ、…愛されてる、なぁ、って……ふぇ、ｸﾞｽｯ…』



風磨「は？今頃？中島、俺達の愛が伝わってねぇみたい」


健人「えぇ！？大変。じゃあ、もっともっと甘い日々、過ごしましょうか？」


にっこり笑顔の健人
でも、答えはね



『ふふっ、お断りします！！健人のばーかぁ！笑』


慧「やーい、嫌われたぁ！！」


光「うるせぇよ！お嬢様もさっさと寝ろ！！笑」


この後、高熱出して動けなくなりました

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