恋の季節【Alan.s】

わかりやす ページ30

亜嵐side




亜嵐｢はぁー｣



朝、6時から仕事


タダでさえめんどくさいそう思うのに

気分が乗らない




亜嵐｢…はぁー｣







涼太｢…昨日、デートだったんじゃないの？｣


亜嵐｢え？｣


涼太｢だから、昨日、

嬉しそうに帰っていったやん｣



亜嵐｢いや、デートってわけじゃ…｣




涼太｢ふーん、

じゃあ好きな子？｣



亜嵐｢っゴホッゴホッ…！！｣



なんだよ、もう

普通そういうのってオブラートに包むよね？



亜嵐｢は、違うし…｣



涼太｢わかりやす笑｣




涼太｢何があったの？

楽しくなかったん？｣



亜嵐｢いや、楽しかったんだけど…｣





Aちゃんは楽しくなかったのかな、

あんなにさっさと帰らなくても良いのに



送られるのが嫌だったとか、

もしかして、本当はご飯も嫌だったのかな



涼太｢何？どうしたの？｣



亜嵐｢…、やっぱ何でもない｣




涼太｢なんだよ、それ笑


でもまぁ、もやもやするなら

本人に聞くのが一番だけどね｣






亜嵐｢…もし、嫌だったら？｣


涼太｢諦める｣



亜嵐｢は？そんなの無理｣



涼太｢だったら諦めずに攻めるしかないじゃん｣



…攻める？

どうやって



涼太｢まぁ、

なんかあったら話くらいは聞けるから

とりあえず


当たって砕けろ｣




亜嵐｢は？

砕ける前提にすんなし…笑｣

独り言→←出直してきます

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す