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私ってホントついてないわ
急に真っ暗になり身動きが取れなくなった
廊下に留まるのもなんだか怖くて手の感覚を頼りに近くのコンパートメントに入る
真っ暗になったからかザワザワしてみんなパニックになっていた
私もパニックという程でもないけど少し怖い
「きゃ！」
誰かに抱きしめられてるようだった
香水だろうか？いい匂いがする
香水をつけてる人なんて限られそうだけど…暗闇の中誰かわからなかった
ガタイの良さから男の子だろう…
引きはがそうとしたけど震えている彼を無理に離すのは如何なものか…と思い留まり安心するよう背中をさする
ｷﾞｭｳ、と効果音がつきそうな程締め付けてくる彼
少し苦しい
首元に埋められた頭。髪の毛が擽ったくてしょうがない
そんな見ず知らずの(見ず知らずかわからないけど)人と抱き合う変な時間
少し経ってからか明かりが漸く戻ってきた
「ドラコ」
なんとびっくりあの震えていたのはドラコだった
そういえば彼、結構臆病だったものね
ドラコは顔を赤くしながら私をじっと見て何か言いたそうに口をパクパクしている
「ハリーが気絶した！ディ、ディメンターに！！」
その声が聞こえた途端ドラコは目をキラキラ輝かせた
ああ、ハリー…ごめんなさいどうしようも出来ないわ
「いいか、さっきのは忘れるんだ、いいな」
そう私に言ってドラコは生き生きとした様子で自分のコンパートメントに戻って行った
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急に真っ暗になり一気に不安に駆られる
無意識に目の前の誰かに抱きついてしまった
慌てて離れようとしたが首元のネックレスが光っているのに気づく
フワフワした…ひとつに結ばれているのだろう髪の毛は暗闇の中では目立つ白い髪の毛であることがわかる
彼女だとわかると自然と離れるのをやめていた
首元に顔を埋めるとくすぐったそうに笑い声を漏らして優しく僕の背中を撫でた
急に明かりが戻る
それとほぼ同時に彼女から距離をとる
「…ドラコ」
少し驚いたように僕を見つめるA
抱きついていたというより怖がっていたのを気づかれたかもしれないというのを今更ながら気づき一気に顔が熱くなるのがわかる
慌てて自分の所へ戻る
…彼女の顔色が全く変わってないのが気に食わなかったが
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年3月15日 1時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
りあむ(プロフ) - めちゃくちゃ続き見たいです！応援してます！ (2021年12月26日 15時) (レス) @page17 id: 5dcfb8d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐみ | 作成日時：2021年8月29日 21時
