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「そういえば仕事は何やってるの?」

『…仕事は、、ライター、をやってて、』





いつか聞かれると思ったけど

それが今日だなんてツイてない、

ライターだって嘘じゃないからいいよね





「そうなんだ、凄いね

いつか俺らの特集も書いてもらいたいな」

『そうだね、いつか本当に書ける日が来ればいいな」




違う意味での特集は今書いてるんですけど、、

なんて口が裂けても言えないし

言ったところで何もいいことがない。






動揺を見せないために

目の前に置いてある飲み物を一口飲むと

私に釣られたかのように

ジミンも飲み物を飲み始める。






「今度コンサートやるんだ」

『え!そうなの!頑張ってね』

「ありがと、Aにも見にきて欲しいんだけど、」







そう言われて渡されたのは2枚のチケット

友達と見にきてねって言われて

早速誰を誘おうか考える






「そんなに嬉しい顔されると

なんか照れるね」






そう言ってまた飲み物を一口飲むと

これからの仕事のスケジュールの話をしてくれた。

忙しくなるから

寂しい思いをさせてしまうかもしれないけど、って、

その気遣いだけで私は充分だよ。






「落ち着いたら長期休暇があるんだ、

Aと旅行に行きたいんだけど、」

『私も行きたい、! 楽しみだね』







どこに行って何を食べる?なんて話をして盛り上がった

きっとどこに行ってもジミンとなら楽しいと思うな

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作者名:なるま | 作成日時:2021年9月1日 17時

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