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目が覚めたら知らない天井が広がっていた。
昨日ジミンさんと飲みに行って、
途中からの記憶がないからきっとジミンさんの家だろう。
若干吐き気を覚えながらベッドから移動してリビングに行くと
置き手紙が置いてあった。
“仕事に行ってくるね、勝手にいろいろ使っていいよ”
仕事…私も仕事じゃん!
急いでスマホを見ると先輩からメッセージが届いていた。
“今日も休みでいい、その代わり夜飯付き合え”
たったそれだけだけど、嫌な予感がする。
はい、と一言だけ返信したあとすぐジミンさんにも
メッセージを送った。
すぐ既読がついて、午後には帰るからと返信が来た。
昨日のままだからシャワーを借りる事にした、
脱衣所には私に使ってと用意されてるような服が置いてあって
先を読んで行動してくれるジミンさんの優しさを感じた。
シャワーを浴びてる時にふと昨日の夜のことを思い出す。
私変なこと言ってないよね?なんて
何回も何回も記憶を辿るけど
確実に変なことを言ってる気がする、、。
今ジミンさんはいないのに心臓がうるさくて、
どうしようもなく恥ずかしくなってきて
考えるのをやめた。
どんな顔をしてジミンさんに会えばいいんだろう。
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作者名:なるま | 作成日時:2021年9月1日 17時