I'm your girl ～chapter 1～ (ページ19)

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パウリ効果ページ19

今日は初めての日本での大イベントで

緊張してたはずなのに。

"好きな子"

"好きな子"

"好きな子"

その言葉が

頭の中をずっとぐるぐる回ってる

ジェノが私を好き！？

私のことを！？

そういう経験をしたことがないから

ずっと頭がいっぱいだった

足の怪我なんて全く気にならないくらい。

(しばらくまともに顔見れないかも…)

いや、でも待って

好きってはっきり言われたわけではないよね？

これはイェリオンニに相談かな…

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jeno side

まだNCT 2018のほうで出番が残ってるのに

集中できない。

イベント真っ最中に言うべきではなかった、絶対。

あの鈍いAのことだから

ちゃんと｢好きです。付き合ってください。｣

くらいにはっきり言わないと多分伝わらない。

こっちは悶々としてるのに

マジで容赦ないコンゴンズ

JM ｢ジェノや、今日なんか静かすぎない？｣

HC ｢具合でもわりーのか？｣

心配してくれるのはありがたいんだけど

言ったら、多分こいつらも集中出来なくなるだろう

｢なんでもないよ｣

RJ ｢なんでもないようには見えねーけどな｣

…その通りです

｢本番終わったら話すよ｣

RJ ｢おっイジェノから重大発表か｣

｢そうでもないけど｣

HC ｢まー楽しみにしとくわ｣

こいつら聞いたらなんて言うんだろう。

抜け駆けしたって思われるかな。

まぁ、リンのピンチを救ったことには変わりないし！

もうすぐ出番がやってくる

正直頭の中はAのことでいっぱいだけど

振り付けは間違いませんように。