なんで私がマネージャーやねん。

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A「よっし、準備かんりょー。」


メイクもバッチリ。派手過ぎず薄過ぎず。
初めての仕事ということもあって、
気持ちいつもより濃いめにした。

髪の毛も軽く巻いて気合い入れる。


A「……行きますか。」


今日は仕事の説明と本社の中案内やって
KINGが言うてたからそんなに気負う事ないと思うけど、如何せんこんな真面目な仕事するの久々過ぎて
正直テンションは低め。


終わったらビール終わったらビール。
色々調べてたらオシャレなバーとか近くにあるみたいやから、探検がてら行ってみよ。


A「〜はぁ。」


■□■□■□■□■□■□



本社到着。
ふっかふかの椅子が置いてある
無駄に広い会議室に向かいます。
高層階やからエレベーターに乗ったら
耳がキーンてなる。耳キーン！


ｶﾞﾁｬ


A「失礼しまー…、あれKINGまだ来てない。」



どうやら私が先に着いてもうたみたい。
座って待っとくのも、なんか落ち着かへんし
とりあえず広い会議室の中ウロウロしてみる。
窓から外の風景見たら、
さすが高層階、車とかミニカーサイズやん。
人もミジンコみたい。すげー。


A「………………早くこーへんかな。」


マジで広すぎて落ち着かへん。
そしてこの空間にボッチ。
虚しすぎる。

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