幼馴染み。

ストラップ ページ23

貴｢楽しかったー。どっかの誰かさんたちのせいで雪まみれだけど！｣






私がそう言うとわざとらしく目を逸らしたシルクとマサイ。








くそー。


まぁ楽しかったからいいけど…！！






貴｢今からどうする？またお昼まで時間あるね｣






シ｢…あ、それならお土産見に行かね？向こうにお土産屋みたいな所あるらしいから暇つぶしになると思うけど。｣






お、いい提案。






貴｢じゃーそうしよ！ストラップとか可愛いのあったら欲しいなー｣












そんな事を言いながら歩いていたら、すぐにお土産屋に着いた。








貴｢わ、可愛い…｣






可愛いストラップやお菓子を沢山置いてあって、かなり人がいた。




マサイとンダホは家族にお菓子を買うらしくて
二人で見に行ったから、シルクと二人きりになった。











シ｢…これ、いいんじゃねぇの。｣





すっと差し出されたのは、可愛いキツネが雪だるまの格好をしているストラップ。








貴｢それいいかも。｣






私はシルクが選んでくれた事が嬉しくて、



それにする、と言った。







すると、








シ｢いいって。かせよ。｣







私の手からストラップをばっと奪ってレジに行ってしまった









もう一つ、色違いのを持って。

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