鬼滅の刃に百合の花を咲かせましょう

壊されたい【真菰】※ ページ21

※なんかちょっと過激な表現あります

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Aside




私が真菰を壊してしまったのか



それとも真菰が私を壊したのか



そんな答えのない疑問を



胸に抱き、今日も薄暗い部屋で



光の無い目で貴女を見つめる






真菰「…おはよう、今日もいい天気だよ」




『うん……昨日は？』




真菰「昨日は雨だったよ。今、虹が出てる」







私の頬を撫でる貴女は




幼き頃の無邪気な貴女ではなくて




心が無く、まるで人形の様だ






真菰「今日は、錆兎居ないんだ」





『そうなんだ…』





真菰「私は一日任務で、今日御屋敷には


　 A独りになっちゃう


　 …独りで大丈夫？」



『うん…任務がんばって』





そう言い、私の方から



貴女に接吻をする







真菰side




愛している




そんな言葉じゃ足りない




私は貴女を殺してやりたいほど愛している




錆兎の目につかぬよう




義勇の目につかぬよう




閉じ込めて、縛り付けて




ドロドロに愛し合いたい





こんな思いを告げても



きっと貴女は受け止めてくれる




だって



貴女は私のことが大好きだから







知ってるよ



私が任務で居ないと



いつも部屋で私の服を使って



自 慰をしてる事ぐらい




今までの貴女ならきっとしなかっただろうね




私が貴女を変えたんだよ




もっと私に



縋るように



よがるように




熱を孕んだ目で私を見つめるように




その甘い声で啼くように





私が調教(しつけ)たの









いつかに付けた紅い華も



いつしかアザに変わってる






傷ついた貴女はとても綺麗で



愛らしい





貴女は傷つく度に可愛くなる




ねぇ





もっとよがって。







求めて。





私だけの貴女にしたいの。






誰にも渡さない




誰の目にも触れさせない




誰にも触らせない




喋らせない




嬉しいでしょう




貴女は私の所有物(モノ)になるんだ









「壊したい」




『壊されたい」






「犯 したい」



『犯 されたい』






「離したくない」



『離して欲しくない』






「愛したい」



『愛して欲しい』







「殺したい程愛している」



『好きならば殺して欲しい』




･





･









･

「『あぁ、貴女は狂ってる』」






end…




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