To my dear

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「…おはよ、」

「…うん」








はぁ…憂鬱な1日になりそう…
気が重いなぁ






ーだからそれ、嫌な予感がするからやめろっつってんの






別に、菊池には関係ないよね？









「あ、西本さん！」

「はい？」

「今日も手伝うよ」

「ありが…」

「今日西本は暇なんで、手伝わなくて大丈夫ですよ」








…は？
何言ってるの菊池。

わざわざ私のデスクまで足を運んでくれた先輩に対して隣からにこやかに声を掛けた

…でも、目が笑ってない


そんなに私のことが気に入らないなら、直接言えばいいのに。

本当意味わかんない








「そ、そっか…じゃあ西本さんは大丈夫そうだね」








苦笑いしていった先輩の後ろ姿を一瞬睨みつけて、菊池は溜め息を吐いた







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「Aさん」

「………」

「おーい、Aさーん」

「は、はい」

「…何か悩んでます？」

「えっ？」

「良かったら、相談乗りますよ？」









菊池と仕事するのが気まずいからって、昨日見つけ出した資料をまとめる作業を一緒にやろうって松島さんを誘ったのに…

何やってんだろ、私。

忙しいはずなのに、全然大丈夫ですよ！って言ってくれる松島さん優しいなぁ…




そんな松島さんに相談するなんて、私すごい我儘じゃないかな？



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