休もう。 ページ9
翌日…ニュースがしていて昨日俺が行ったホテルだった、殺されたのは俺のclientだった…あのUSBには闇売買のデータが入っている。
[あのデータ…見られたらちょっとまずいな…。]
ジン[だろうと思って取っておいたぜ。]
[ジン…不法侵入。]
ジン[はッ!今更だろ?ほらよ。]
USBをこちらに投げて渡すジンを軽く睨む。
[まぁ…ありがとう。]
ジン[あぁ、俺は帰る。]
[そうか…ッ!?]
ジンは俺の額にキスを落とし帰って行った。
[心臓に悪いな…。]
ふと考えた事がある…あの場には警察である萩原研二が居た…なのに何故ジン達は動けたのだろうか。
本名を名乗っていたし…。
[不思議な事もあるもんだ…。]
家に居ては仕事が捗らないなと踏んで着替えてポアロに入る。
コナン[あ!裕介さん!]
降谷[裕介さん、いらっしゃいませ!]
[どうも、コナン坊ちゃんも安室君も。]
降谷[ご注文は?]
[アイスコーヒーを。]
カウンターに座りパソコンを開く。
コナン[それ、情報屋の仕事?]
[気になるのですか?小さなホームズさん?]
コナン[ッ!…うん…えへへ。]
照れ臭そうに頭を搔くコナン坊ちゃん坊ちゃん。
[最近忙しくてですね…でも家では仕事が進まないので気分転換に。]
コナン[そうなんだ…大変だね。]
降谷[お待たせ致しました、アイスコーヒーです。]
[ありがとうございます…まぁ、大変ですがやりがいがありますね。]
零の持ってきたアイスコーヒーに口を付けるとスっと冷たいコーヒーが喉を伝う。
コナン[そうなんだ…質問なんだけど裕介さんさ、最近寝てる?]
[えぇ、今日は…三時間程ですかね…五徹目だったので三時間程でもだいぶ寝ましたよ。]
コナン[え!三時間しか寝てないの!?そんなに仕事忙しいの?大丈夫?]
[はい、大丈夫ですよ。]
降谷[…僕には大丈夫そうにない雰囲気に思えますが、しっかり寝ないと…。]
[人の事言えないでしょう?]
降谷[ウッ…返す言葉もございません…。]
零の目の下にもハッキリと隈が出来ている。
[…お互い様ですよ、休まないと駄目ですね。]
コナン[二人共休んでよ、梓さーん!安室さんがー!]
榎本[えー?安室さんがどうしたの?]
コナン[安室さん体調悪いって!]
榎本[え!?大丈夫ですか?確かに顔色悪いと思ってたけど…早退していいですよ!今日はお客さん少ない日なので!]
榎本さんとコナン坊ちゃんのゴリ押しにより零と俺は家に強制的に帰らされた。
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ナビィ(プロフ) - めっちゃおもしろいなって思ってこの人他に何か小説書いてるかなって見たときのたくさんのデジャブ。いつもお世話になっております。銀魂の方も面白かったです。これからも頑張ってくださいッ! (2020年12月28日 18時) (レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)
れいすみす(プロフ) - とても面白いので一気に読んでしまいました…!素敵な作品をありがとうございます。更新を楽しみに、心待ちにしております。お身体ご自愛くださいませ。 (2020年6月9日 3時) (レス) id: 993cffbbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shell | 作成日時:2019年9月3日 15時