二ヶ月後っ！早いって？だって書く事がなくて！ ページ6
今、俺は東都中央体育館に来ている。
［…大きい…。］
京極［裕介さーん！］
［わっ…危ないですよ真坊っちゃん。］
後から抱き着いてきた真坊ちゃん。
京極［あ、すいません…嬉しくてつい！］
［仕方ないですね…今日…応援しています、頑張って下さい。］
京極［はい！勿論ですよ！…あと少しお願いが…。］
［はい。］
京極［えっとですね…その……僕の事撫でてくれませんか？］
モジモジと照れ臭そうに言ってきたのはそんな事だった。
［お安い御用ですよ。］
頭を撫でると嬉しそうにニコニコとしている真坊ちゃん。
京極［実は今日の大会…昔に僕が囲まれていた時に裕介さんに助けてもらって、その時に居た人が居るんです…今日の予選で当たるので正々堂々勝負してきます！］
［程々に…まぁ、勝ったらどこか連れて行ってあげますよ。］
京極［本当ですか！絶対勝ちます！見ててください！では！］
友人に呼ばれ関係者入口から入って行ったのを見届け自分も体育館内に入る。
中は凄く熱気で溢れていて思わず昔を思い出してしまう。
［懐かしい…。］
空いている席に座りカメラを取り出す、この為に買ってあった一眼レフ。
実は写真を現像してアルバムに保存していたりするたのだ…アルバムの中にはジン達の写真もあったりする。
試合を見て行きついに真坊ちゃんの番になる。
［頑張って下さい！真君！］
精一杯の大声で叫ぶ…周りの声が大き過ぎて聴こえていないと思ったが、バッチリとこちらを向き目が合う。
京極［“はい。”］
そう口パクで言った真坊ちゃん、試合は順調に勝ち進んで行き真坊ちゃんが言っていた昔の相手との試合になる。
写真も欠かさず撮っていく…やはり写真でも動いている手や足はブレてしまうが真坊ちゃんの動きの速さが伺える。
試合が終わり真坊ちゃんが優勝した…真坊ちゃんはこれで全国大会に出るという訳だ。
関係者入口の前で待っていると肩を叩かれた。
京極［裕介さん！僕勝ちましたよ！約束守ってくださいね！］
［えぇ、必ず…それとおめでとうございます、そしてお疲れ様でした真坊ちゃん。］
京極［…真君とはもう呼んでくれないんですか？］
［真君の方がよろしいですか？ならそうしますが…。］
京極［そっちの方が何だが距離が縮まった気がします！］
［そうですか…では真君、ゆっくり疲れを癒して下さい…何処に行くか決まったら連絡して下さいね。］
京極［はい！じゃあ俺も！また連絡しますね！］
ブンブンと手を振り走って行った真君。
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ナビィ(プロフ) - めっちゃおもしろいなって思ってこの人他に何か小説書いてるかなって見たときのたくさんのデジャブ。いつもお世話になっております。銀魂の方も面白かったです。これからも頑張ってくださいｯ! (2020年12月28日 18時) (
レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)
れいすみす(プロフ) - とても面白いので一気に読んでしまいました…！素敵な作品をありがとうございます。更新を楽しみに、心待ちにしております。お身体ご自愛くださいませ。 (2020年6月9日 3時) (レス) id: 993cffbbce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shell | 作成日時：2019年9月3日 15時
